ドクターからのメッセージ


経歴
平成3年 東北大学医学部 卒業
平成3年 東北厚生年金病院 勤務
平成5年 仙台社会保険病院 循環器科 勤務
平成7年 公立深谷病院 循環器科 勤務
平成8年 東北大学大学院医学研究科内科学
博士号取得
平成9年 仙台厚生病院 心臓センター 勤務
平成11年 公立気仙沼総合病院 循環器科 勤務
平成14年 みやぎ東部循環器科 副院長
平成21年8月〜 現職
所属学会
日本心血管インターベンション治療学会 指導医
日本内科学会
日本循環器学会

心臓CT:東芝320列ADCTを導入するにあたって

心臓カテーテル検査(冠動脈造影検査)を受けずに、320列ADCTによって高率にかつ精度高く狭心症、心筋梗塞の有無を診断できます。

進歩する心臓カテーテル検査。しかし・・・

私が循環器科医を志した18年前には心臓カテーテル検査は安全な検査として確立されようとする時期でありました。
カテーテルの挿入は全ての患者さんで足の付け根の動脈を使用し、検査後は1両日ベッド上での絶対安静が必要でした。身動きできず、腰痛や不眠で皆さん随分と大変そうでした。また、入院期間は5日〜1週間ほどかかりました。

その後の技術、知見、道具の進歩によりカテーテル挿入部位は手首の血管となり、検査後は歩いて病室に帰ることができ、入院期間も1泊となりました。

検査が安楽になり、検査を受ける際の心のハードルが低くなる事は非常に大切なことと考えてきました

1万人を超える心臓カテーテル検査を施行して参りましたが、自分自身が「この検査を受けたいか」と聞かれれば、「否」と答えます。できれば受けたくはありません。病気が疑われれば渋々受けるという所が正直な気持ちです。皆さんもそうではないでしょうか。

そのため、検査を躊躇してしまい病気が進行してから検査を受けられる事になってしまったり、命に関わる発作に見舞われてしまう方は少なくないのです。 私は検査が安楽になり、検査を受ける際の心のハードルが低くなる事は非常に大切なことと考えてきました。

今回当院で導入する心臓CT<心臓CT:東芝320列ADCT>は、心臓の検査に更なる進歩の時期がやって来たとも言える検査機器です。

カテーテルを挿入することなく、入院することなく、心臓CTによって冠動脈の動脈硬化を評価する事ができる

新しい時代へと移り変わってきたのです。

より安全で、より人に優しく、より金銭的負担が軽い検査機器の恩恵を一人でも多くの方々に享受していただきたいのです。検査に対する心のハードルが低くなれば、病気が進行する前に、発作に見舞われる前に検査を受ける方が増えるものと期待しています。

しかし、〈心臓CT:東芝320列ADCT〉でも全てが分かるわけではありません。専門的な説明は割愛しますが、大まかにいって、これまでカテーテルを使った冠動脈造影検査が必要と考えられていた患者様の6-7割が心臓CTで判断できる可能性があると考えられます。

当院では年間約1400名のカテーテルを使った冠動脈造影検査を施行しています。その内700-800名の方が心臓CTで評価できる可能性があります。

「患者様のために」を合い言葉によりよい医療を求め続けていきます

全ての方に心臓CTが望ましいのではなく、全ての方が心臓CTで判断できると言うわけではありませんが、多くの方が〈東芝320列ADCT〉という高性能の心臓CTの恩恵を受けられると信じています。

当院は東日本第一位の心臓血管センターである仙台厚生病院との強力な連携を持って診療を展開しています。〈心臓CT:東芝320列ADCT〉は宮城県では仙台厚生病院と当院にのみ導入されています。

For patient :「患者様のために」を合い言葉によりよい医療を求め続けていきます。


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